いつでもどこにいても、隣の芝は青いもの。
- By: Tomomi
- カテゴリー: マレーシア生活情報, ワーホリをお考えの方に伝えたいこと
日本で生まれ育って26年、
カナダで1年半、マレーシアに住み始めてもうすぐ半年。
26で海外生活を始める前は
日本のいやなところばかり見えて
日本人であることの誇りとか、日本で生まれ育ってよかったとか
思ったことがありませんでした。
ところが、海外に住み始めてしばらくすると
これまで欠点だと思っていた日本人の特徴とか文化とかが
美点に見えてきて、日本が大好きになり、日本人であることを心から誇れるようになりました。
人間の考えって、経験や捉え方によって180度も変わるもんですね。
留学中よく聞かれたのは
「カナダと日本、どっちが好き?」
という質問。
大抵の人は「カナダ!ずっと住みたい!」
とか言ってたんですが、私としては
「日本とカナダは、違いすぎて比べようが無い。」
美的感覚とか、わびさびとか、協調性とか、マナーの良さとか、謙虚な感じとかは
日本のいいところ。
フレンドリーさとか、自由度とか、いろんな文化を受け入れられるインターナショナルな環境とか、ノリのよさとかは
カナダの方がある。
実はこの「美点」も「欠点」と表裏一体であり
日本の美点は
感情表現がわかり辛い、個性がない、他人の目を気にしすぎる、自分達と違う文化やものに防衛的
という欠点になるし、
カナダの美点は
自由すぎて、周りの人のことを考えない事がある、怒りの感情表現も激しいので喧嘩が激しい、公共の場でのマナーが悪い
などの欠点となります。
マレーシアもマレーシアで、
ルーズ=おおらか
の表裏一体さを持った国。
今世界一パワーがある中国とインド、
またキリスト教の次に信者が多いと言われるイスラム教が絶妙なバランスで混在している。
と見せかけて、民族や宗教、文化の思考は完全に独立している。
でも、なんか平和に共存してる。
というなかなかヘンテコな国。
海外で生活を始めると、だいたいみんな3ヶ月から半年で日本シックにかかります。
私も最近「またこの波がきたな〜〜」という感じですが
よくよく考えると、日本に帰って生活を始めたら始めたで
「海外行きたいな、、」となるんですよね。
広い世界を知ると言うのはとっても楽しいことだけど、
「狭い世界にいるからこそ幸せ」なこともあるんだろうな、と
最近ふと思います。
家族仲良くバイクで通勤しているマレーシア人の人達は
きっと海外にもあまり行ったことがなく、低賃金で生活しているんだろうけど
すごく幸せそうです。
人間って、知れば知るほど、手に入れれば手に入れるほど
どんどん欲がでてくるもので、その欲は果てしないけど
それを知らないからこそ今の生活に大満足=幸せを感じられるんだろうなぁ。
当の私は、とうとう「広い世界を知った」ことにさえ
無い物ねだりをしているのか、、、、笑
いつでも隣の芝は青いもので、
ないものが欲しくなるものですが、
そんなときに、どれだけ自分が居る環境を見つめ直して
プラスに捉えられるかが大切!
日本シックはまだ消えませんが、
この環境を楽しみながら、海外生活を全うしようと思います。
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