「賢い留学、賢くない留学」で少し留学エージェントについてお話ししましたが、留学準備のポイントはエージェント仕組みを理解して上手に頼ること。
エージェントの利用を考えている場合この３つのポイントを抑えた上でエージェントを選び、契約しましょう。
《エージェントの仕組みを知っておく》
留学をするにあたってエージェントを利用する場合、ひとつのサービスに対しての相場はどこも似たり寄ったりですが、いくつサービスを利用するかで支払う手数料が変わってきます。
例えば…
A社の場合
カウンセリング、ビザの手配、保険手続き、英語レッスン、ホームステイ手配、空港まで出迎え、現地オリエンテーション、両替サービス、現地のパソコン利用、仕事探しサポート、現地でのカウンセリング等全て込みで２０万円。
B社の場合
基本的なサービスはA社とほとんど同じ、両替サービス、仕事探しサポート、現地でのカウンセリングは付いていないが、スクールを申し込む事でサポート料無料になる。
と言った具合で、エージェントによってサポート内容、料金形態や利用するサービスが変わってきます。ここで「安心だから」といって全てのサポートに多額な手数料を払うのはNG。どこまでのサービスが必要なのかを吟味してサポート内容を選びましょう。
最も、きちんと知識を付けておけばエージェントのサービスを受けなくても大丈夫です。本当に成長できる留学とは何なのか、留学の趣旨を忘れず判断しましょう。
日本にオフィスがない「現地エージェント」もあります。筆者（ともち）自身、日本にオフィスが無いエージェントよりも、実際に日本のオフィスに行って話を聞いてもらった方が安心だと思っていました。…が、よく考えてみてください。日本のエージェントが助けてくれるのは日本にいるうちだけ。「いってらっしゃい」と見送られた瞬間から彼らの手を離れます。何か問題が起きるのは現地に行ってから。そんな時に、例え日本にオフィスが無くても現地の状況を熟知した現地スタッフが居る方がよほど安心ですよね。
日本にあるエージェントでよくうたわれているのが「現地オフィスサポートがあって安心」というポイント。でもここに意外と意外な落とし穴が…筆者（ともち）の実体験をお話しします。
「現地にオフィスがあるので安心してください」を渡された住所に行ってみると…
なにやら韓国語の看板が。そこは日本のエージェントが代行サポート依頼をしている別会社のオフィスでした。いくつかの日本エージェント会社がそこに代行サポート以来をしているのでオフィスはいつもたくさんの学生で溢れかえり、一人一人話を聞いてもらえるような状況ではありませんでした。現地で何かあった場合の駆け込み寺が欲しい場合は、日本オフィスよりも現地オフィスを重視して選びましょう。最も、いざ現地について「近くにこんないいエージェントがあったんだ…」と公開するケースも多いので、ベストな方法はエージェントを介さず、または手数料無料のエージェントを利用して留学し、現地についてからあなたの需要にあったエージェントを見つけることです。特にトロント、バンクーバーは日本エージェントが多いので、探さなくても見つかるといっても過言ではありません。
インターネットで検索して、このサイトに辿り着いて頂いた方のほとんどは、初めての留学に挑戦する方ではないかと思います。留学の準備についての知識が無く、不安な面もたくさんありますよね。そんな時はやっぱり、まず知識のある人の意見を頼って無料カウンセリングがあるエージェントを訪問してみるのではないでしょうか？…が、その前に、この留学はあなたの時間を使って、あなたのお金を費やして行く、あなたの留学です。しっかりと事前知識を付けていってください。そうすることで、自分が何をすればいいのかが見えてきます。すると、あなたの中で３択の選択が生まれると思います。
・エージェントをできるだけ頼って仲介手数料を払い、自分の負担を減らす
・できる範囲で自分で手配をして、語学学校の紹介のみエージェントにお願いする
・全て自分でプランを立てて実行し、留学費用を抑える&より成長できる留学をする
そこが見えた段階で、初めて正確な判断ができます。この３択が見えないうちはあなた自身の知識が足りないので、全てをエージェントに委ねることになり、場合によっては不要な費用を支払ったり、留学中の時間を無駄にすることになるでしょう。あなたの時間とお金をより有効にするために、しっかりと知識を得て、ビジョンを立てた留学にしましょう。