コロナ流行中の真っ只中、マレーシアから日本へ帰国しました。
タイミングとしては海外帰国者数のピーク時期は終わっていて、成田空港スタッフの方々も検疫や誘導などに慣れている様子でした。
備忘録として当時の状況と、家に帰り着くまでの具体的な流れをまとめます。
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コロナ水際対策 海外から成田空港到着後具体的な流れ
厚生労働省のホームページには全ての情報が記載されているわけではなく、不明点がたくさんありました。
常時対応が変わることが多いでしょうから仕方ないのだと思いますが。
2020年5月29日現在で、今後海外から日本へ帰国される方が気になるであろう細かい情報をまとめてみました。
【水際対策基本のルール】
・指定国からの入国者は全員空港でPCR検査を受ける
・乗り継ぎ便で日本を経由するだけの人は対象外
・飛行機到着日翌日から数えて14日間は公共交通機関の使用禁止。
・レンタカー、ハイヤーは検査結果が陰性なら使用可能。
・自宅から家族が自家用車で空港まで迎えにくるならば検査結果を待たずに帰宅していい。(検査結果は自宅で待つことになる)
→現在海外からの便はほとんど成田空港着に集結されているので、地方への国内乗り継ぎが必要な場合は強制的に成田待機となる。国内乗り継ぎ便も公共交通機関とされるので使用禁止です。
【検査結果が出るまで】
・公共交通機関を使わずに帰宅できない人は、2泊3日で政府が用意したホテルに泊まる
・厚労省のページでは「検査結果が出るまでは1〜2日」となっていましたが、現状は2泊3日のホテル待機に統一されています。
・空港到着の翌々日、午前中に検査結果が発表されるまでホテルの部屋で待機
・期間中食事は3食用意される
・ホテル内の自動販売機などは使用禁止、喫煙やコンビニ含め一切外出禁止
【政府指定ホテルからの移動】
検査結果が陰性の場合、政府が用意したシャトルバスを利用できます。 行き先は数パターン
・ 成田空港行き
・羽田空港行き
・空港近辺のホテルを巡回
・天王洲アイル・品川駅周辺の主要ホテル行きバス
マレーシア クアラルンプール空港は閑散…
2020年2月上旬、コロナ流行しはじめにもマレーシアから日本に帰国しており
当時も空港の閑散ぶりに驚きましたが、今回はその比ではありませんでした。
現在マレーシア初め多くの国では外国人の入国や観光ビザの発行を禁止している状態なので、入国ができなくなるリスクを取ってまで国間を移動する人はかなり少数です。
基本的に全てのエレベーターやレーンは停止しており、自分が通過するときにだけ動いていました。
ゲートのスタッフも奥の方で暇そうにしており、「Excuse me!」と声をかけてはじめて対応してくれるという…人生で一度も見たことのない空港の雰囲気です。
ANA機内はガラガラ。おそらく30人くらいしか乗っていませんでした。
成田空港到着〜検疫場までの時間と流れ
いつもはエアアジアの格安フライトで帰るのですが、現在エアアジアは国際線全便決行しており、フルキャリアのANA便で帰国しました。
14:30 成田空港着、機内で待機
15:30 機体を降り、空港内の椅子で更に待機
→到着便順に検疫場に誘導しているらしく、誤差で別の便が到着したため待機時間が長くなったらしい
16:30 検疫場へ誘導される
→機内で予め記載させられた書類をベースに確認作業
17:00 検疫終了
→政府が用意したホテルへ宿泊する人は、シャトルの用意ができるまで待合所で待つ OR 家族が迎えにくる人は待合場所で待つ。
待機場所は、よくSNSで見ていたあの端ボールベッド。
成田空港での検疫の内容
成田空港での検疫自体は短時間で済み、検疫場にたどり着いたら一瞬で終了します。
こちらの用紙を提出し、スタッフの方と口頭確認を行ったあと、インフルエンザ検査の様に鼻に綿棒を突っ込んで終了です。
検疫場から政府が指定したホテルへの流れ
政府指定ホテルへのシャトルバスは、完全にビニールで包まれたバス。
全く景色も見えず、どこに行っているのかわからない状態で15〜20分ほど揺られて東横インに到着。
ホテル到着 19:00
検疫終了が17時前、そこからシャトルを1時間ほど待ち、ホテルに着いたのは19時。
待ち時間がかなり長かったですが、検疫が終わってシャトルバスを待っている間は軽食が出ました。
飛行機を降りてから検疫に入るまでは一切飲み物などが買えないので、お水を持参しておくことをお勧めします。
以上、備忘録を込めて現在の成田空港の状況でした。
ちょっと前に見ていた情報よりだいぶ落ち着いており、スタッフの方も手慣れた様子でした。
それにしても、こんな中頑張ってくださっている空港スタッフ、ホテルスタッフの方々には本当に感謝ですm(__)m
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