白人がカナダ人とは限らない。カナダ人が白人とは限らない。
- By: Tomomi
- カテゴリー: ワーホリをお考えの方に伝えたいこと
皆さん、「カナダ」というとどんなイメージですか?
私はこんなイメージを持っていました。
自然が多くて、敷地が広くて、白人が多くて、英語の発音がキレイ。
…が、このイメージのうちの半分は間違っていました。(ちーん。)
自然が……
多いです。(正解)
敷地が……
広いです。(正解)
白人が……
そんなに多くないです。(不正解)
英語の発音が……
移住民が多いので、訛りだらけです。(不正解)
もちろん、生粋のカナダ人はとても発音が綺麗ですが
なんと言っても「移民の国カナダ」。
生粋のカナダ人自体が減ってきているので、街を歩けば
インド系、南アメリカ系の訛りばかり耳につきます。
その原因は、こんな人口構成にありました!
【カナダの民族構成】
ヨーロッパ系白人…76%
東アジア系…4.8%
南アジア系…4.8%
先住民系…4.3%
黒人…2.9%
東南アジア系…2.8%
西アジア、アラブ系…1.8%
ラテンアメリカ系…1.2%
因みに、トロントとバンクーバーの白人人口は半数弱。
通りで白人意外の人種をよく見るわけです。
私の働いている場所は「カナディアンスーパーマーケット」ですが
働いているのはイラク系、インド系、エチオピア系、フィリピン系、イタリア系、
などなど…20〜30人いる従業員のうち、同じ国出身者が2人いるかいないか?
くらいの感じでかなり多国籍です。
が、ほとんどの従業員は永住権を持ってるので
「僕はカナダ人だよ!」と言います。そぅ、カナダ人には変わりないんです。
生活していると中国系、フィリピン系、インド系がとても多く感じます。
【中国の力はやっぱり強い!】
どこに行ってもチャイニーズ、チャイニーズ。
彼らはダウンタウンのど真ん中にドでかいチャイニーズエリアを構えています。
先日モントリオールに旅行に行った時も
閑静なヨーロッパの雰囲気の街に着いた…
はずが、ノートルダム教会の最寄り駅を降りた瞬間
デッカいチャイナタウンが広がっていました。
そして1〜2分歩くとヨーロッパの雰囲気に戻る…
という全く違う国が隣り合わせになっているような
とっても不思議な世界。
噂によると、2031年には中国人の人口が1位になり
非白人の人口が半分以上を占める様になるそうです。
まぁ、トロントは既に非白人が半分以上を占めていますが…
【多国籍文化のいいところ】
・本場に近い各国のごはんを食べられる
・世界中に友達ができる
・訛りを聞き取るリスニング能力がつく
・人種も性質も様々なので、自分にあった友達を見つけやすい
…とそんな感じです。
移民の国カナダ。
面白いですよ♪
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