以前、日本から知人がカナダに訪れるということで、
トロントとニューヨークを案内することになりました。
その知人が海外に行く時はいつも専属のツアーガイドをつけている
ということで、英語を話さないので
ともち(筆者)がツアーガイド的な役割をするという
ちょっと重役を担うことになりました。
トロントでのツアーコースを決め、
全ての宿泊とニューヨーク行きのチケットの用意までこちらで代行し、
よし!完璧!!
後は待つだけ!!
と準備万端状態で、知人の渡航日を迎えました。
トロントにいる私は、前日深夜の3時くらいにベッドに入り
「日本で時間4時頃の便だったからそろそろだな…」
と心の準備を整えていました。
…と、ここで。
ちょっと待てよ……
なんか、今年からカナダに入国するのに
申請が必要になったんじゃなかったっけ…?
そう。
eTAの申請をすっかり忘れていました。
アメリカ行きのためのESTAの存在を知らなかった知人。
当然今年から始まったカナダ入国のためのeTAなんて知るわけがありません。
あわてて知人に連絡をとったら、
ちょうど出発前にラウンジでティータイムをしていたということで
繋がりました。
ともち:「あの、、、、今年からカナダ入国のためにeTAっていうオンライン申請が必要になったんですけど、申請されてないですよね…?」
知人: 「え、なにそれ!知らない!どうしたらいいの?
それが無いと入国できないの?」
ともち:(やっぱり…)「100%入国できないわけでもないらしいですけど、入国審査で相当いろいろ聞かれると思います…
日本語に訳された申請方法解説サイトがあるので、
バタバタで大変申し訳ないんですが、搭乗前にやってみてもらえますか?」
知人: 「わ、わかった!挑戦してみる!」
そして約5分後…
知人、ギブアップ。
結局全ての個人情報をお預かりして、私が代理申請することになりました。
生年月日、現住所、パスポートの情報はもちろん、既婚か未婚か、以前結婚していたことがあるか、
会社の設立年、住所等、結構細かい情報まで必要になるので
こまめに連絡をとりながら申請し、
もう少しで完了…というところで更新ボタンを押すと、、
全部消えて初めに戻った……!!!!!!!(°□°;
その時すでに、飛行機出発時刻の15分前、
登場が始まっている!
大急ぎでもう一度全てイチから情報を入力して
やっと更新完了!!
(たしか70時間以内くらいに)完了メールが届けば申請手続き完了となるので
カナダに着くタイミングに間に合わない覚悟での申請でした。
…が、奇跡的にメールが速攻届き
eTA申請無事(?)完了。
その時既に、飛行機は片足浮いていたそうです。
こちらは深夜の3時に大騒動。
広告営業マン時代に、時間ギリギリに入稿をする時なみの緊張感、
あの感覚を久しぶりに味わいました。
ちょっとスリルが楽しかったけど、その日はしばらく寝られませんでした。
観光ビザでカナダに入国する時はeTAが必要で
アメリカに入国する時はESTAが必要です。
(因みに、バスなどの陸路でアメリカに入国する場合ESTAは不要で、
陸路入国時に別途$10くらい払うことになります。)
申請を忘れると、ともち(筆者)のように大変なことなるので、
くれぐれも気をつけてください。
申請はオンライン。
アメリカのESTAは日本語で申請できます。
カナダのeTAは英語ですが、日本語で易しく解説してくれているサイトがあるので、
英語がわからなくても自分で申請できます!
その日は週末でしたか?!自分もあと出発まで一週間なのですが、まだ承認されていないため、間に合う不安です。ただ、現在週末なので、もしこの記事が平日のものだとすれば、一安心です。
ええ、たしかこれは平日でした!この時は申請後すぐにメールが来たので、72時間もかかりませんでしたが…心配でしたら大使館に問い合わせるのが一番確実かもしれないですね>< カナダ楽しんで下さい♪