「留学」が目的の留学はやめた方がいい。

最近行く人が増えている海外留学。
一念発起し、休学をして、仕事を辞めて行く人が多いのではないかと思います。

…が、やってしまいがちなミスは

「海外留学」自体を目的としてしまうこと。

もちろん海外留学をすることはとても大きな決断と行動力がいるので
それだけでも大きく人生を変えるきっかけとなるし、
自分自身に自身が持てたりもするでしょう。

海外留学に行くだけで、日本では触れられない文化にふれ
考え方が変わったり、新しい自分を見つけたりできます。
もちろんそれなりに頑張れば、英語だってある程度話せる様になります。

が、それは「その先の目標を達成する手段にしかすぎない」
考えた方がいいです。

なぜなら、それを目標にしてしまうと
海外に出た瞬間に簡単に達成できてしまい、
半年後にはふぬけ状態になってしまうからです。

海外に出て、英語を伸ばして、外国人の友達を作り、
外国人と一緒に働いて、描いていた理想通りの留学生活を送っている…

けど、それが日常になった時にふと気付くんです。

「あれ、やりたかったこと、全部達成しちゃった…。」

これは海外にいる日本人留学生から本当によく聞く言葉。
結局、将来絶対コレがやりたいという何かも見つからず
ワーホリ期間の最後の方はいつもと同じ生活を送るだけで
ちょっとつまらないと感じる毎日…
将来が見えない不安もある…

が、ワーホリのビザが切れたら釈然としないまま日本に帰って就職、
または他の国にワーキングホリデーするという進路を選ぶ人が多いのが事実。

これは「海外留学自体を目的」として留学に来た典型的なパターン。

同じワーホリ期間が終わった後に充実感を得られる様に、
「何が目的で海外留学に行くのか」というところを
少し突き詰めて考えておきましょう。

例えば…

・ネイティブの人と話して完璧にコミュニケーションが
とれるくらいの英語力を身につける

・洋楽を聴いてすぐに理解できるくらいの英語力を身につける

・世界各国に友達を作って、2年後に世界旅行をする

・接客に特化した英語を勉強して、将来海外のホテルで働く

・ワーホリ期間にお金を溜めて、10カ国旅行する

・ビジネス英語を身につけて、外資系会社で働く

等、少し具体的に考えてみましょう。

具体的とは、「英語ペラペラになる」ではなく、どのくらいペラペラになるのか
というところまで考えておくということです。

これがしっかりとしていれば
留学中にやることが明確になってくるのですごく動きやすいし
何事に対してもモチベーションを上げやすい!

努力して達成した目標は自分のカラーとなり、
必ず先に繋がります。
(将来のキャリアを重視するなら更に具体的な目標設定が必要です)

これから留学を考えている方は、
留学を考えている理由をもう一度見つめ直してみて
不十分だと思ったら、もう一歩踏み込んだプランを立ててみてください!

それだけであなたの留学は180度変わるでしょう^^




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