遡ること2ヶ月前、マレーシアの自宅で空き巣に入られ
現金10万円強を盗まれました。 😐
あれはマレーシアでも珍しいほどの激しい豪雨の日。
仕事が終わって自宅に帰り、歯医者さんに行くための現金を持ち出そうと
引き出しを開けたら、なんとまぁ…
現金という現金がスッキリ無くなっておりました。
しかもちょうど数日前にATMから大金をおろしており、
貯めていた日本円も、これまで旅行に行った時に持ち帰った
思い出の海外通貨も、全て消えていた… (;_;)
速攻オーナーに電話をし状況を説明。
オーナーから、すぐにコンドミニアムのマネジメントオフィスに行き
被害を届け、更に警察に行って被害届を出すように言われた。
犯人は明らかに合鍵を持っている様子で
侵入時に鍵が壊されていないどころか、盗んで外に出る時に
ご丁寧に鍵まで閉めていった。
更に現金以外の貴重品、クレジットカードやパスポート、パソコンや楽器等は
一つも盗まれておらず、不幸中の幸いだったものの
何か「お金が無くて、生きるために必死で盗んだ」というより
「足跡がつかないように、最低限で盗んだ」感がムカついた。
部屋が荒らされた形跡もなく、まるで現金の保管場所を知っているかの様な
気味の悪い事件。
とりあえずマネジメントオフィスに行き被害を届けたが
何をしてくれる様子もなく、すぐに警察に行くように言われた。
どうせ警察に届けても犯人を捕まえてくれるわけでもないんだから
めんどくさいな〜〜と思いながら、まぁこれも貴重な経験だし
いっとくか…とか思いつつ
歯が痛かったので先に歯医者さんにいった。
ちょうど初めて予約した近所の歯医者さんがオーナーの友達で、
予約に遅れた事情を説明すると、
「何か自分に手伝えることはないか…」と、
診察料を免除してくれ、更にはその日の診察が終わった後
車で警察署まで連れて行ってくれ、更にマレー語通訳までしてくれた。
見知らぬヤツのためにここまでしてくれる
人の優しさに感動(;_;)
さて、案の定警察は何をしてくれるわけでもなく
警察署で事情聴取をされた1〜2時間後にジーンズ&Tシャツのポリスたちが
3名自宅に上がり込み、さんざん部屋中をチェックしたあげく
「犯人の形跡らしきものはないな。きちんと戸締まりをするように」
と言い残して陽気に帰っていった。
数週間後、マネジメントオフィスから連絡が入り
「防犯カメラの録音を再生する準備ができたから、今週時間がある時に
マネジメントオフィスに来てくれ」と言われたが
それは明らかに「犯人を特定するため」ではなく
「盗みが起きたときにマネジメントオフィスがしなければならないこと」
というかんじ。
私の家の玄関にカメラがついているわけでもなく
盗まれたものは現金だけだから当然エレベーターホールの映像だけだと
誰が犯人かわからない。
わかったところで、証拠がないから捕まえることもできないし
それで警察が動くわけもない。。
ということで、マネジメントオフィスには行きませんでした^^;
こういうとき、本当に警察やセキュリティってあてにならない…
マレーシアでは玄関のドアの手前に、更に鉄のドア(刑務所みたいな鉄筋ドア)が
ついているコンドミニアムが多いのですが、ウチの家はついていなかった上に
築3〜4年ほどで私の前にもテナントが入っていたが、
ずっと鍵が変えられていなかった、というのが誰かが合鍵をもっていた最大の理由。
後日オーナーに鉄のドアをつけてもらい、自分で頑丈な鍵を買いました。
まぁその数週間後に私はその家を引っ越して
別の場所に住んでいるんですけど w
だから、今こうやってこの事件を公にしているというわけです。
マレーシアでの生活をお考えの方、ご旅行をお考えの方、
建物自体のセキュリティがしっかりしていても
「誰かが合鍵をもっている可能性」を充分に考慮して
現金、貴重品の保管場所に気をつけましょう 😯
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