マレーシアに移住している日本人はどんな仕事をしてるの?英語力は必要?

マレーシア生活情報

そもそもマレーシアには、一切興味がなかった私ですが
どんなわけか、もうすぐマレーシア生活3年目に入ります。

日本人にとって、どこか不思議〜〜な魅力がある南国マレーシア。
そこで働き暮らす日本人達は、こんな仕事をしています。

ズバリ、マレーシアにいる日本人はこんな仕事をしています。

マレーシアで働く日本人が就いている仕事を、ざっくりカテゴリにわけるとこんな感じ!

  • コールセンターでカスタマーサポート
  • 現地営業職

その他、現地の日本人情報誌の営業、転職エージェント、ホテルのレセプション、企業の人事等の仕事をしている方々も周りにいらっしゃいますが、上記の2職種より採用難易度は高め。採用枠が狭いのと、高度な英語力が必要になるためです。ホテルのレセプションに至っては、最近特に日本人の賃金が高いので、(ワークビザの必要賃金の制限により)日本人採用を控えている企業も多い様です。

マレーシアで採用枠が大きい、コールセンターと、現地営業職について少し細かく見ていきましょう。

コールセンターでカスタマーサポート

近年、業務委託により利益を生む”BPO”のコールセンターをマレーシアに置く企業が増えているため、日本人を募集するコールセンター系の仕事がかなり増えているのが現実。

仕事内容は、旅行会社や航空会社、その他オンライン系サービスの日本人用カスタマーサポートの受電、顧客対応業務。
基本的には日本人顧客の対応。しかし会社や部署によっては上司が外国人、社内文書が英語だったりするので、英語が必要となります。
職場環境によっては、上司、同僚、顧客が全て日本人なので、全て日本語で業務可能な職場もあります。
求人票の記載と現実が違うこともあるので、英語の使用頻度は、面接時に細かく聞いておいたほうがいいです。

コールセンターが海外に増えている理由

日本だと「コールセンター」というと大変なイメージがあって、定着率が悪いのでどの企業も時給を上げているため、どこも人件費が高い。
定着率が悪いからどんどん人件費が上がる、しかし周りの求人の時給が上がればまた離職率があがるので、人件費が上がる…という悪循環になっています。
しかし、物価が安い東南アジアで日本人を雇えば、時給換算すると800円くらいでも人が集まるし、海外転職はそんなにカンタンではないという環境からすぐに辞めてしまう人が比較的少ない。という何とも頭の良いシステムです。
こんな理由から、近年マレーシア、タイに日本人向けのコールセンターを出す企業が続出しています。

現地営業職

こちらは実際に自分が働いたわけではないので、求人票&実際に働い手いる人のお話しベースにはなりますが、営業の種類は車、車部品、印刷技術、リサイクル技術、ホテル、現地の日本人向け情報誌など、工業系の商材が主になります。

9割の営業職は車の運転移動が必須となるので、国際運転免許が必要となります。(車は会社から支給される場合が多い)
そして営業先は、日本人のクライアントがほとんどなんだそう。
日系企業に採用されて、企業技術や商品を営業する営業、または外資企業に「日系企業開拓ポジション」として採用され、日系企業へ営業をしにいく場合にわけられます。

筆者も営業経験者なので、ぜひ挑戦してみたいのですが、何せ車の運転が苦手というか、免許取りたてで3回親の車を擦ったので、向いてない様です。
稀に、「営業サポート」や「内勤営業」などの車運転不要な求人も出ていますが、全体の求人数に比べると1〜2%くらいなので、狭き門です。

マレーシアの仕事の給料は、ズバリ○円

ズバリ、マレーシアで合法に働くのであれば、5000リンギットは約束されています。

なぜなら、この国で就労ビザがおりる最低賃金が5000リンギットだからです。(2019年現在)

5000リンギットとは、大体日本円にすると135,000円くらい。
低っっ!!!!!てなるかもしれませんが、日本と物価が違うので実際そうでもありません。

贅沢をしなければ、普通の家に住んで、普通にご飯を食べて、ある程度欲しいものを買って、10〜12万円で十分生活できいます。(家賃光熱費全て込み)

人によっては「毎日飲みにいくから給料入ったら一瞬でなくなる!!」という人もいますが、飽く迄「フツウ」に、贅沢せずに生活していたら13万円でも充分。ただ、マレーシアで就労を始めるタイミングによっては毎月税金をガッツリ引かれることがありますし、格安で東南アジア諸国に旅行ができるので旅行の誘惑も多い。そんなことや貯金をすることを考えると、現実的に6000リンギット以上は欲しいところです。

コールセンター求人の給与相場

コールセンターの求人は、大体6000〜7500リンギットから。
会社によっては+でインセンティブが入り、実質8000リンギくらいになるところもあります。

営業職、その他の給与相場

こちらは、現地企業だと5000リンギット〜6000リンギットくらい。
日系企業も大体6000リンギットくらいからと、コールセンターに比べると平均が低いです。
しかし、車や住居の手当がつく会社が多いので、その点はメリット。
会社によってはインセンティブもあるでしょうから、こちらも実際に面接時に確認していた方が良さそうですね。

マレーシアの移住、仕事で必要な英語力

一言で「マレーシアの仕事」といっても、職場環境は様々なので、必要とされる英語力も様々です。

「様々」の「様」から「々」を具体的に説明してみましょう!

英語力不要な職場

これは、企業が外資なのか日系なのかは関係ありません。

コールセンターにしても営業職にしても、ほとんどの場合「お客様」は日本人になるので、
ポイントはその会社の日本人チームの規模になります。

例えば、日本人チームの規模が大きく50〜100人いるプロジェクトなら、ほとんどの場合上司も日本人になるので、顧客対応及び社内の会話が全て日本語になります。

英語力が必要な職場

一方、日本人チームが数名の場合、直属の上司が外国人になることが多いので、顧客対応は日本語だったとしても、上司への相談、上の判断が必要な場合は全て英語でコミュニケーションをとる必要があります。
また、日本人が多くても、他の国のスタッフと連携をとって仕事をしなければ行けない環境だと、そのやり取りは英語になるため、ある程度の英語力は必要。

また、日本人チームのリーダーやマネージャーポジションになると、必然的に会社側、クライアント側と話す機械が増えるので、「上司は全員外国人、部下は全員日本人」なんて環境になることも。

しかし、海外で暮らすのだからちょっとは英語が必要

職場環境はそれぞれですが、生活の中で英語は必須となります。

例えば、新生活を始めるときの家探し、携帯の契約、もろもろの契約関係、交通機関の利用、買い物、旅行、全てにおいて英語が必要です。
特に契約関係は、わからないまま「Yes, Yes」といってたら大変なことに。
ペラペラじゃなくても、「分からない部分を聞き返して、理解ができるまで相手に説明してもらう」ことができるくらいの英語力が大切。

自分のみを守る為にも、ある程度の英語力を付けたうえで海外移住を考えましょう!!

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