「放し飼いのネコになりたい」
ある時から、「生まれ変わったら何になりたい?」という話題になると
決まってそう答えていたことを思い出した。
小学生の頃だったか、
誰にも縛られることなくのんびりと、自由気ままにウロウロできて
ごはんを食べたい時だけ家に帰って食べる。(狩りに苦労することもない)
そんな「放し飼いのネコ」に憧れていたなぁ。
今考えると幼い心なりに、いろいろと拘束されることに
息苦しさを感じてたんだなぁと。
月曜日と木曜日は学研
火曜日はピアノ
金曜日は空手だったかな。
なかなか多忙な小学生でした。
親に得意げな顔で
「もし生まれ変わったらさ、放し飼いのネコになりたいな 😀 」
と言った時に、イマイチな反応だったことが
今になって腑に落ちる。笑
今は、特に何に縛られることなく
何かを強いられるわけでもなく、失えない社会的地位があるわけでもなく
至って自由〜な人生だから、実は何十年も前から潜在的にそれを望んでたのかもしれない。
今同じ質問をされたなら…
「樹齢1000年の大木」
かな、笑
この10年間くらいは職も住居も、国も転々としている中で、
変わっていく交友関係や周りの環境の中で生きていて
なにか「変わらないもの」を求めているのかもしれない。
今になって、家族や昔からの友達やがすごく愛おしく思えることが多いのも
変化が多いからこそ自分の中でずっと変わらない存在を、
心のよりどころにしてるんだろうな。
一つの場所にずっと留まりたい訳でなく
変化を求めないわけでもないんです。
樹齢千年の大木のように、
長ーいスパンで、少しずつ少しずつ成長して大きくなって
いろんな生き物に必要とされたり、傷つけられたりしながら
全てを受け入りて
ずーーーーっとかわらずにそこにいる。
そんな存在になりたい。
なんてね。
でも、やっぱり生まれ変わっても私かな。
「生まれ変わったら何になりたい?」
その答えが、意外と自分の心の現状を素直に表してるかも。
生まれ変わったら、何になりたいですか?
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